昨年5月22日フジテレビ放送の情報番組で舛添要一前都知事の自宅を訪問取材した際に妻子が写り込んだことで、舛添氏BPO(放送倫理番組向上機構)に提訴した件で、7月4日BOPは「放送倫理規定に抵触していない。しかし、視聴者に誤解を与えないような工夫があってもよかった」、とかいった結論をだした。
また、都議選の応援で自民党の二階俊博が「よへんなものを打ち上げてくるキチガイみたいな国がある」、と北朝鮮を非難したことが問題となった。
北朝鮮という国家・国民やその指導者に対するヘイトスピーチであるとの事柄ではなく、精神障害者に対する偏見という観点での批判ということである。
ふ〜ん、最近の民放テレビワイドショウでは盛んに芸能人である松居一代女史の話題が取り上げられている。
自らが主張を訴える動画を公開して、誰かに追いかけられているとか、陥れられているとかいった妄想を真顔で訴えている。
これをテレビ各局は真剣な風を装って話題にし、各方面の評論家などを総動員して内容を分析して見せている。
誰が見ても精神が破壊されていることは明らか。
発狂状態にあり俗にいう「キチガイ」となってしまったことは容易に判断できる。
にも拘わらず、視聴率を稼ぐためにキチガイである事を伏せたままで、連日その映像を流し続けるマスコミに倫理規範はないのだろうか。松居本人は自身がキチガイであると思っていないのだから、「放送をやめて」と訴え出る訳がない。
故に放送局はここぞとばかりにやりたい放題。
チャンネルを変えても次々とキチガイ映像を診せられる視聴者はたまっとものではない。