釈明会見が更に問題ではないのか

 

6月26日(月曜日)、都議選の応援で板橋区に入った稲田朋美防衛大臣が自民党候補を応援するにあたり、またもや醜態を曝け出してしまった。

「防衛省・自衛隊・防衛大臣・自民党としてもお願いした」、と聴衆に向かって訴えた事は、自衛隊の政治利用として問題視されて当然である。

その日のうちに発言を撤回し、釈明の会見を行ったがこれも問題である。

「近くに練馬駐屯地もございますので、大変応援をいただいていることに感謝をしておりますという趣旨で演説を行ったわけでありますが、その中で誤解を招きかねない発言があったことに関しまして、撤回をいたしたい」

 

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170628-00000010-nnn-pol

 

 つまり稲田氏としては「自衛隊、その構成員である自衛官は自民党候補を応援してくれている」、という思い込みが前提にある。

これは所謂保守層においても同様であろう。というか、稲田氏そのものが世俗的なネット保守の延長線上に位置した感覚から

議員、そして大臣に就任していることの表れではないのか。

 「自民党・安倍政権は憲法9条を改正してくれる。自衛官の地位を憲法で明文化してくれる。だから我々自衛官は自民党からでている候補者を応援するぞ」

 皆が皆自衛隊員がそのように思ってくれているはずだ、との幻想をもっているのだろう。

自衛官にとっては迷惑この上ない話ではないか。そのように思う自衛官もいるだろうが全部ではないだろう。

自衛官には現政権に対する忠誠心が満ち溢れていると思い込んでいる。

 都合の良い思い込み故に「練馬駐屯地の皆さんが日頃から自民党候補を応援している」などと、ある種侮蔑的な釈明会見に奔ったのだろう。

 

 はっきり言って稲田氏には防衛大臣としての資質も力量もない。安倍首相をはじめ誰もが知っていることである。

ただ、ここで稲田氏を解任したのでは安倍首相の任命責任が問われる事となる。

震災復興大臣とは違い国防を預かる重要閣僚であるから、簡単にクビをきることもできない。

 昨年8月3日、安倍改造内閣の目玉商品として登用した保守派のホープと目される女性大臣である。

せめて就任から1年は頑張ってもらいたい、との思いがあるだろう。

 

 昨年8月の内閣改造において主要閣僚のほとんどは留任で、ごく一部の閣僚が入れ替わっただけであった。

自衛官出身で経験豊富な中谷元防衛大臣が交代させられる必然性はなかった。

中谷氏も離任式典においては防衛相幹部を前に涙を流して離任の辞を述べていたことからしても、突然の交代は無念だったのだろう。

 稲田氏への交代の理由として考えられるのはただ一つ。

前年末に行われた所謂「日韓合意」げ原因だろう。

日本政府が慰安婦問題の存在を認め10億円を南朝鮮に払う事で合意した。

この決定に対し、今まで安倍政権を支持してきた所謂保守派の非難が集中した。

ネット上の評判を気にする安倍首相としては、何とか火消しに走りたかったがきっかけが見つからなかった。

そこで起用したのが所謂保守派から信望の厚い稲田氏の防衛大臣起用であった。

 

 稲田氏が所謂保守派から信望を得たきっかけというのは百人斬り訴訟の弁護団として登場したことがきっかけだっただろう。

向井少尉・野田少尉の名誉回復を図ると言う弁護士活動を行う中で保守派との人脈ができた。

その稲田氏が安倍氏の目にとまり衆院議員になったことで、そちらの方向に迎合した発言をしなければならない立場になったということであろう。

もともと、それ程の信念を持った人物だとは思えないのだが。

 

 因みに稲田氏は私と同学年。法学部法律学科卒という点でも共通。

ただ、大学が違うだけ。それから司法試験に合格していることも。

この一年間で容姿も相当劣化したようにみえる。

これだけ叩かれれば当然かも。

そろそろ一人の主婦に戻ってのんびりしても良い頃ではないのかな。


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