闇に消えた自衛隊ヘリ墜落の原因究明

4月8日に宮古島奥で墜落乗員10人全員が死亡した自衛隊機の墜落事故。

6月18日に岸田首相が参列し葬送式が行われたが、未だに墜落の原因が公表されていない。

フライトレコーダーが回収され、分析が進められているとの報道はあったが、その解析内容についての続報は

無いし、公表を求める声さえも聞こえてこない。

私が墜落直後に連想したのは昭和57年の羽田沖、日航機墜落事故だった。

片桐機長による逆噴射という異常行動によって作為的に墜落させられたものであった。

フライトレコーダーに残る「機長、なにするんですか」という切迫した副操縦士の声により

当時の状況が判明した。

心身症という心の病による凶行であったのだ。

自衛隊ヘリ墜落においては墜落の直前にどのような会話が残されていたのか。

公表することで不具合が生じるというのか。

岐阜県における自衛官候補生による不祥事が発生した直後の今であれば、

タイミング的には如何であろうか。

 

 

 

速報】陸自ヘリ事故 岸田首相が熊本で弔

6/18(日) 12:09配信

沖縄・宮古島付近で起きた陸上自衛隊ヘリコプター事故で、死亡した隊員の「葬送式」が18日、熊本市の健軍駐屯地で営まれ、岸田首相が弔辞を述べた。 【画像】弔辞を述べた岸田首相 殉職した隊員の「葬送式」は、18日午前に営まれ、岸田首相のほか、浜田防衛相、小野田防衛政務官らも出席した。 岸田首相は弔辞の冒頭、「国の存立を担う崇高な職務に殉じた自衛隊員に対し、首相として、謹んで哀悼の誠を捧げる」と述べた上で、「自衛隊の関係者のみならず国民の誰もが隊員の無事を心から祈る中で、賢明な捜索活動が行われたが、今日この日を迎えることとなったことは、痛恨の極みだ」と語った。 そして、「南西防衛の要衝で、強い覚悟と責任感をもって、職務の遂行に全身全霊を捧げていた隊員を失ったことは、我が国にとって大きな痛手であり、無念でならない」と述べた。 さらに、「愛する家族を失った遺族の深い悲しみを思うと、胸塞がる思いを禁じ得ない」と語った。 その上で、隊員らを「強い使命感を持って、立派に使命を果たした」として「遺志を受け継ぎ、国民の命と暮らしを断固として守り抜き、世界と地域の平和と安定に貢献するために全力を尽くすことを誓う」とした。 4月に起きたヘリ事故では、当時の第8師団長ら6人の死亡が確認され、行方不明のままの4人も状況から死亡したと判断されている。 (画像:陸上自衛隊西部方面隊提供)

【速報】陸自ヘリ事故 岸田首相が熊本で弔辞(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

 


背後からなら警備は手薄なのか

 安倍元総理銃撃に関し行為者は背後から近づいたが、ノーマークだったことがわかる。

車道に出てきても排除も注意もされていない。

 総理経験者で現在も政権運営に影響力がある安倍氏に対しては手薄な警備と言えるかもしれないが、背後は意外と穴場と言える状況にあるのではないか。

 

 平成3年1月に所謂湾岸戦争があり、日本の自衛隊はPKOと称し機雷除去のための海外派兵を実施。

事実上、米国の下請け的任務に従事することとなり世論の賛否が分かれた。

11月に埼玉県朝霞市の陸上自衛隊演習場で観閲式が実施され海部俊樹首相が各部隊の行進を閲兵した。

 私は他の3名と共に首相が演台に立ち訓示を行うに際し抗議しようと観衆・参加者に紛れ会場に入っていた。

 首相の前面には各部隊が整列し、演台を囲むように関係者や観衆の席が設けられていた。

当日は激しい降雨。我々は演台の遥か後方にいたが、せっかくなら首相の近くに行こうと前方に移動した。

まだまだ余裕で前の方に行ける状況なので更に前方へ移動。

規制もされないので気が付くと海部首相の後方数メートルまで来ていた。

 目の前の演壇上には海部首相の背中。拳銃でも持っていれば心臓に狙いを定め弾くことも可能な距離。別にそんな用意もしていないし、つもりもない。

 

 演壇上に立ち訓示を前に一呼吸置いた静寂の瞬間に「憲法違反の自衛隊は解散せよ」「建軍の本義に基づく国軍を創設せよ」、とまで咆哮したところで周囲の警備やらが覆い被さって来て羽交い絞めにされ持ち上げられて強制移動。

 更に「今の自衛隊はアメリカの下請けではだめなんだ」、とかなんとか言ったら口と同時に鼻腔も手のひらで抑えられ死の一歩手前まで逝った。

 もう一人が「三島由紀夫の精神を忘れるな」と言ったと、当日のテレビニュースでは報道されていたが私には聞こえなかった。

 他に元自衛官二名が同行していたが、一人はただケート前でビラを配るだけだと思っていたので突然の事態に面喰った模様。

もう一人は隠し持ってきたビラを会場に撒く予定だったが何もできず。

 

 要人であっても背後から近づけば警備は手薄だという教訓は、30年が経過した今でも有効だということだろうか。


アノ陸上自衛隊観閲式から30年

本日は朝霞駐屯地で陸上自衛隊観閲式が開催され岸田首相が訓示との報道。

 

  https://news.yahoo.co.jp/articles/d1c060de41c1324d3d055b26b1a039a10908be44                                                                           

 湾岸戦争直後、平成3年の式典から30年になるか。                                                        湾岸戦争と言う名の米国中心によるイラク人民殺戮戦争後に議論となったPKOにおいては、自衛隊が米国の傭兵としての役割を与えらる状況となった。                        当日は降雨の中での開催だった。同志4人で一般人に紛れて後方位置に参列していたが、なんとなく場所を変えると壇上に上る海部俊樹首相の真後ろまで移動できてしまった。 

                                                                                                      海部首相が訓示を述べる直前の静寂を狙い「憲法違反の自衛隊は解散せよ。健軍の本義に基づく国軍を創設せよ」と大声で訴えた。                                  廻りには「報道」と書かれたキャップを被った男が多数いたが、一斉に襲いかかってきて両手両足を抱えられお神輿状態。その瞬間、こいつら実は警察だったと分かった。                                                                                                       それでも「自衛隊はアメリカの傭兵ではダメなんだ」と、絶叫したが口と鼻を同時に手のひらで抑えられ呼吸ができなくなり一瞬「死」を意識した。                         濡れネズミ状態で野営用テントの中に隔離されたが、式典の終了と共に基地外に放りだされた。                                       警備に当たった自衛官からは「最後の花道なんだから気持ち良く送り出してあげたらよいのに」、と首相退任が決まっている海部首相に同情する言葉が投げかけられた。

 

式典を混乱させ一時的に中断させたのに、逮捕されることはなく身元確認だけで解放されたのは、自分たちの職域内のトラブルに警察力を介入させまいという自衛隊の矜持からだったのだろうか。今やれば確実に実刑相当であろう。                                                          帰宅して夕方のテレビニュースを付けると「新右翼と思われる男が、、、」と報道していたが何事もなく自宅で夕食を食べていた。                                                        時代はおおらかだったというか、在野で活動する者にとっては年々厳しくなっていると実感する。         まあ、私ももう若くはないからネ

 

 


釈明会見が更に問題ではないのか

 

6月26日(月曜日)、都議選の応援で板橋区に入った稲田朋美防衛大臣が自民党候補を応援するにあたり、またもや醜態を曝け出してしまった。

「防衛省・自衛隊・防衛大臣・自民党としてもお願いした」、と聴衆に向かって訴えた事は、自衛隊の政治利用として問題視されて当然である。

その日のうちに発言を撤回し、釈明の会見を行ったがこれも問題である。

「近くに練馬駐屯地もございますので、大変応援をいただいていることに感謝をしておりますという趣旨で演説を行ったわけでありますが、その中で誤解を招きかねない発言があったことに関しまして、撤回をいたしたい」

 

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170628-00000010-nnn-pol

 

 つまり稲田氏としては「自衛隊、その構成員である自衛官は自民党候補を応援してくれている」、という思い込みが前提にある。

これは所謂保守層においても同様であろう。というか、稲田氏そのものが世俗的なネット保守の延長線上に位置した感覚から

議員、そして大臣に就任していることの表れではないのか。

 「自民党・安倍政権は憲法9条を改正してくれる。自衛官の地位を憲法で明文化してくれる。だから我々自衛官は自民党からでている候補者を応援するぞ」

 皆が皆自衛隊員がそのように思ってくれているはずだ、との幻想をもっているのだろう。

自衛官にとっては迷惑この上ない話ではないか。そのように思う自衛官もいるだろうが全部ではないだろう。

自衛官には現政権に対する忠誠心が満ち溢れていると思い込んでいる。

 都合の良い思い込み故に「練馬駐屯地の皆さんが日頃から自民党候補を応援している」などと、ある種侮蔑的な釈明会見に奔ったのだろう。

 

 はっきり言って稲田氏には防衛大臣としての資質も力量もない。安倍首相をはじめ誰もが知っていることである。

ただ、ここで稲田氏を解任したのでは安倍首相の任命責任が問われる事となる。

震災復興大臣とは違い国防を預かる重要閣僚であるから、簡単にクビをきることもできない。

 昨年8月3日、安倍改造内閣の目玉商品として登用した保守派のホープと目される女性大臣である。

せめて就任から1年は頑張ってもらいたい、との思いがあるだろう。

 

 昨年8月の内閣改造において主要閣僚のほとんどは留任で、ごく一部の閣僚が入れ替わっただけであった。

自衛官出身で経験豊富な中谷元防衛大臣が交代させられる必然性はなかった。

中谷氏も離任式典においては防衛相幹部を前に涙を流して離任の辞を述べていたことからしても、突然の交代は無念だったのだろう。

 稲田氏への交代の理由として考えられるのはただ一つ。

前年末に行われた所謂「日韓合意」げ原因だろう。

日本政府が慰安婦問題の存在を認め10億円を南朝鮮に払う事で合意した。

この決定に対し、今まで安倍政権を支持してきた所謂保守派の非難が集中した。

ネット上の評判を気にする安倍首相としては、何とか火消しに走りたかったがきっかけが見つからなかった。

そこで起用したのが所謂保守派から信望の厚い稲田氏の防衛大臣起用であった。

 

 稲田氏が所謂保守派から信望を得たきっかけというのは百人斬り訴訟の弁護団として登場したことがきっかけだっただろう。

向井少尉・野田少尉の名誉回復を図ると言う弁護士活動を行う中で保守派との人脈ができた。

その稲田氏が安倍氏の目にとまり衆院議員になったことで、そちらの方向に迎合した発言をしなければならない立場になったということであろう。

もともと、それ程の信念を持った人物だとは思えないのだが。

 

 因みに稲田氏は私と同学年。法学部法律学科卒という点でも共通。

ただ、大学が違うだけ。それから司法試験に合格していることも。

この一年間で容姿も相当劣化したようにみえる。

これだけ叩かれれば当然かも。

そろそろ一人の主婦に戻ってのんびりしても良い頃ではないのかな。


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