5月13日、ワシントンに永住する叔母が来日したので米寿の祝いを兼ねて親戚一同と友人で歓迎会を行う。
会場は東銀座のフランス料理店。
年齢的にも長時間のフライトは堪えるので来日は今回が最後になる、と本人の弁。
在米五十数年、ワシントンの日本大使館で大使秘書として奉職し日米外交史の裏の裏まで知り尽くした人物であるが
退職にあたっては、知り得た事柄を口外しないと誓約しているので聞き出すことは不可能。
米国に語学留学中の安倍晋三氏がカリフォルニアからワシントンに訪ねてきた事があった。
「あなた今日は何処に泊まるの?」、と聞くと
「まあ、YMCAにでも行って宿を探そうと思います」と。
一応は外務大臣の息子でもあるし、ダウンタウンの治安のよくない所に一人で活かせるのも気が引けるので
「だったら、うちに泊まりに来なさいよ」、というと
「えっ、行っていいんですか」と、喜んでお泊りに来てしばらく滞在して行ったそうです。
カリフォルニアではイタリア系移民の家にホームステイしていたので連日パスタばかり食べていたそうで日本食に飢えていたとか。
お行儀の良いオボッチャマだそうで、食べ終わった食器を流し台に持って行って自分で洗おうとしたので
「そんなことしなくてもいいのよ」、と言うと「向こうでは自分で洗ってましたから」と。
アメリカでは在留朝鮮人・支那人や朝鮮系・支那系アメリカ人による反日活動が半端ではない。
議会内におけるロビー活動も隆盛を極めマスメディアを駆使して徹底した日本叩きが横行している。
公共用地内に所謂慰安婦の少女像を建てることでも地元議会の同意を得ている。
叔母は昨年「慰安婦問題」(文芸社)を著し老骨に鞭打って日本人の名誉を護るために活動を展開している。
今回の滞在中にはナデシコ・ジャパンでも講演を行うなど最後のご奉公のつもりで活動している。
「慰安婦問題」は安倍首相にも贈ってあげたのだが、真剣に読んでいるのかどうか。
「版元が言うにはそれほど売れ行きが芳しくはない」、との事。
小生としては「まあ、今の日本人の意識からしたらそんなもんでしょう」、と言うしかありません。
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