昨晩NHKで放映していたNKHスペシャル「未解決事件ファイル」を観た。
現在、無期懲役で岐阜刑務所に収監されている中村泰受刑者に焦点をあて、
平成7年3月の国松孝次警察庁長官狙撃事件の犯人である可能性をドラマ形式で探っていた。
中村泰を演じていたイッセー尾形の演技は迫真もの。
中村泰という人物は報道写真でしか見た事はないものの、おそらくはこんな感じであろうと思わせる信憑性に満ちていた。
東大を中退、革命を目指し警官殺しで長期の刑に服す。
その後海外を渡り歩き武器を調達するなど堪能な語学く駆使して各方面とのパイプを繋いだと言う。
千葉刑務所で服役中に野村秋介氏と知己を持ち、野村氏のコネクションを革命に利用しようと目論んだと言う。
証言によると中村氏は金は持っていたが人が集まらなかったいう。その資金はどのようにして調達したのか。銀行強盗で資金を調達したのか。
未解決の事件であるが、警視庁公安部ではオウム真理教による犯行として処理したいので、当初より見当違いの捜査をしていたという。警察って言うのはそこまで馬鹿なのか、そうなのだろう。
中村と言う人物は本人の言うとおり本当に犯人なのか。それとも只、世間の注目を集めたいだけなのか。
中村氏も88歳とこの先短いであろうが、この人物の本質に本腰を入れて迫ってみたいものだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180908-00057307-gendaibiz-bus_all