私の主張していることが世界基準となる。
けっして傲慢な自己正当化ではない。
世界の諸情勢に対し冷静なる庶民感情を掛け合わせて考慮すれば、私の主張に従うしかないのである。
昨年11月にアフリカからの黒人スポーツ留学生問題を糾したが、今年になって国際バスケットボール連盟が「人身売買」の観点からも日本連盟に改善を要求した。
北朝鮮にとらわれて拷問の末に殺害されたに等しい米国人青年オットー・ワームビア氏の問題については昨年6月のシンガポールにおける米朝首脳会談で取り上げるべきであると訴えてきたが、人権意識の希薄なるトランプ大統領においては眼中になかった。マスメディアも無視していた。
敵地に取り残された米兵一人の救出のために本国から特殊部隊を送り込む従来の米国とは異なることを指摘したものであるが、いままで誰もオートッー・ワームビア氏の問題に関心を寄せてこなかった。
それは日本人拉致被害者救出に対する姿勢にも反映して来ることであり他人事ではないはずだ。
今般、両親がトランプ大統領を非難したことで漸く脚光を浴びる事となった。
兄の金正男殺害事件に関し、北朝鮮の首領・金正恩の手先となって殺害実行者となってしまったベトナム人女性の処遇についても米朝首脳会談開催国となったベトナム政府はまだ沈黙を続けるのか。
北朝鮮の米学生拷問、釈明受け入れのトランプ氏を両親が非難
【AFP=時事】北朝鮮で拷問を受け、昏睡(こんすい)状態で釈放された後に死亡した米大学生オットー・ワームビア(Otto Warmbier)氏の両親は1日、同氏に起きたことを知らなかったとする金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の釈明を「受け入れる」としたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領を強く非難した。