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死刑囚、長期の拘禁状況は違法である

  冤罪事件によって死刑囚が釈放される事態となると、死刑廃止論者による発言が信憑性を持って受け入れられやすい環境となる。死刑囚においては刑が執行されてしまえば、冤罪が明らかになったとしても取り返しのつかないことになるので、慎重に判断しなければならないのはいうまでもない。                                                             
 
 ただ、冤罪の可能性が全く無い事案においては死刑の是非について論じるものでもないだろう。                          数年前の民主党政権下においては法に照らしで粛々と死刑を執行すべし、法務大臣に抗議の街宣を行ったことがある。           しかしその中で、昭和49年に起こった平塚市でのピアノ騒音殺人事件に言及した。大村松三死刑囚も逮捕以来40年に渡り勾留されている。このケースでは冤罪の可能性は皆無であり、逆に本人は早く死刑を執行して欲しいと切望しているが、未だに執行されていない。                                                                        
 40年間も渡り拘禁状態におくことが、如何に非人道的であるかを日本の司法は熟慮すべきである。国連の人権委員会は日本の死刑囚に対する拘禁状況を人道に反すると認め改善を要求している。                                       死刑囚の精神を安定させるためとの方便を用いて、外部との接触を遮断しているが、このような状態で精神の平静を保つ事はできるはずがない。私は従来より提唱しているが死刑囚に対しても外部との接触をみとめるべきなのである。                    
1、
親族・弁護人以外との手紙のやり取りを認める。                                                    2、親族・弁護人以外との面会を認める。                                                      3、独居に限らず、雑居での居室を認める。                                                          4、本人が希望すれば死刑執行の日にちを事前に知ることができる。                                                    5、本人の希望で執行方法を選択できる(絞首刑・銃殺刑・薬物注射・ガス吸引etc)

 つまり、死刑判決とは自らの死を以って償うしか選択肢が無い。再び社会に復帰する可能性は皆無であり、永遠にこの世から抹殺されるものであるから、最後くらいは本人にとって落ち着いて死と向き合い機会を与えるべきなのである。                     上述の5項目が現在禁止・制限されているというのは、あくまでも法に定めるところによって、「死刑は確定から6ヶ月以内に執行されなければならない」、という前提があるからだ。                                                   つまり最長でも6ヶ月間であれば、著しく制限された拘禁生活であっても精神に異常をきたさないで済むだろう、との考えてのことであろう。                                                                                 建前上、大浜死刑囚や袴田さんのように40年以上も独居房での拘禁生活を味合う者はありえないのである。現在133人の死刑囚が存在する。死刑確定者に対する不当なる拘禁状態を改善すると同時に、冤罪の可能性がない者に対しては、厳密に6ヶ月以内に刑の執行を行うできである。    

袴田事件 再審決定・釈放 鑑定進歩、希望つなぐ

産経新聞 3月29日(土)7時55分配信

 ■死の恐怖46年間「心たとえようもなく冷たく」

 「死刑執行という未知のものに対するはてしない恐怖が、私の心をたとえようもなく冷たくする時がある」

 元プロボクサーの袴田巌(はかまだ・いわお)さん(78)が昭和48年、獄中から兄に宛てた手紙には死刑に対する言いようのない恐怖がつづられていた。

 「死刑囚にならないと分からない恐怖がある」。こう語るのは、昭和29年の島田事件の死刑囚として35年間にわたり独房で過ごし、再審で無罪を勝ち取った赤堀政夫さん(84)だ。

 収監されていた仙台市の宮城刑務所仙台拘置支所。ある朝、約10人の刑務官の足音が自分の独房の前で止まった。絞首台への導き。「どうして自分が…」。腰が砕け頭が真っ白になった。扉が開き、両腕を引っ張られ、房から出されようとしたときだった。別の刑務官が鋭い声で「違う、隣だ」。隣の房の死刑囚が連れて行かれた。

 「殺されるくらいなら自分から死のう」と何度も思った。でも、あきらめなかった。面会や手紙で「あなたはやっていない」と言い続けてくれた支援者の顔を思い出したからだ。「巌君にとっても支援者の存在は大きかったはず」。赤堀さんは袴田さんが1審で死刑判決を受けてからの46年間を察した。

 ◆はけないズボン

 事件が起きた41年6月30日未明は、ビートルズが初来日した翌日だった。世の中が沸く中、袴田さんの苦難は始まった。

 1審判決後、希望の光が差したことがあった。控訴審の東京高裁法廷で46年、犯人のものとされる「5点の衣類」のうちズボンの装着実験が実施され、袴田さんには小さく、はけないことが判明したのだ。だが、控訴審判決は「ズボンはみそに漬けられて縮んだ」と認定、1審判決は覆らなかった。

 55年に死刑判決が確定すると、弁護団が結成され、袴田さんと二人三脚の闘いが始まる。逃走経路の裏木戸の出入りは不可能、衣類を発見場所のみそタンクに隠せない、刃体と傷が不一致…。第1次再審請求審で独自に鑑定や実験を重ね、次々と手を打っていった。

 1次請求棄却に対する即時抗告審では、衣類に付着した血液のDNA型鑑定を求めた。平成12年に出た結果は「鑑定不能」。村崎修弁護士(61)は「最高の証拠になると期待していただけに落胆した」と振り返る。

 2次請求審では技術の進歩に期待し、再度の鑑定実施を要請。24年4月、袴田さんのものと「不一致」の結果が出た。村崎弁護士は「再審の道が開かれたと思った。10年越しの鑑定結果にとても勇気づけられた」と語った。

 ◆弁護側の武器に

 再審開始の重要な根拠となったのが、この鑑定結果だった。ここ数年で飛躍的に向上した鑑定精度は時に「真犯人」の痕跡を浮かび上がらせてきた。弁護側にとって強力な武器となる可能性を持つ。

 平成元年にDNA型鑑定が導入された当時、同型の人の割合は「200人に1人」と精度が低かった。15年に各都道府県警が導入したSTR型検査法はDNA型の配列を複数箇所で比較するもので、「1100万人に1人」に。現在主流とされる改良版のSTR型は「4兆7千億人に1人」まで上がった。

 鑑定結果が司法手続きの中で重要な位置を占めつつあるのは確かだ。ただ、今回は袴田さんと一致するDNA型が検出されなかったのに対し、検察側は「試料の劣化」などを理由に鑑定方法の信用性自体を争った。

 東京電力女性社員殺害事件の再審請求審を担当した元東京高裁部総括判事の門野博法政大学法科大学院教授(69)は「証拠物の保管方法や、どのような鑑定方法を選ぶかなど、多くの課題があることを明らかにした」とみる。

 「国家機関が無実の個人を陥れ、45年以上にわたり身体を拘束し続けたことになり、刑事司法の理念からは到底耐え難い」。証拠捏造(ねつぞう)の疑いにまで踏み込んだ今回の決定は、自らを含めた関係者を戒めるような言葉で締めくくられている。

 谷垣禎一法相(69)は28日の会見で「相当な環境の激変になると思う。うまく乗り越えていただきたい」と袴田さんをおもんぱかる発言をしたが、検察側は期限の31日までに即時抗告する方針だ。


コメント
袴田さんに関しては、当時から国家警察の証拠捏造、捜査員による拷問、脅迫、見込み捜査が疑われておりました。また、捜査指揮した担当警部には天罰が下り、早死しております。関係した検察官、裁判官の中にも不審死、自殺、家庭崩壊等の不幸に見舞われた者もいます。不思議ですね!ネットには、事件の実況検分調書や鑑識写真がアップされ閲覧出来ますが、直接の死因は銃により射殺された後に放火されています。
噂では、犯人グループは特定されていたのにも関わらず検挙出来無かったらしいです。全くもって巨大なる不条理に覆われてますね、刻下、日本は。
  • 地方の元支持者
  • 2014/03/31 1:13 PM
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