池上彰氏

写真拡大

14日放送の「池上彰の総選挙ライブ」(テレビ東京系)で、公明党・山口那津男代表が池上彰氏に質問を受け、創価学会と党の関係を「歴史的事実」とコメントした。

番組は、スタジオの池上氏が中継先の公明党本部・山口代表にインタビューするようすを放送した。

池上氏は、同党が出版した記念本「公明党50年の歩み」を開き、創価学会・池田大作名誉会長の写真を指しながら「公明党というのは、池田大作さんの方針に基づいて進めているんだって、こういうふうに書いてらっしゃいます」と内容を引用した。続けて「公明党って池田大作さんの党なんだという印象を受けるんですが、いかがですか?」と山口代表に迫った。

山口代表は「(池田名誉会長は)創立者でありまして」と回答し、党50周年記念の感謝をささげる意味で池田名誉会長について掲載したことを明かした。

さらに池上氏は、別の記述にも触れ「自民党・社会党・新党さきがけの政権下では、創価学会攻撃がひどかったと。創価学会が攻撃されたということをわがことのように批判しているんですが、これがやっぱり公明党の党史の中には出てくるんですねぇ」と追及した。

山口代表は「いろんな歴史がありましたから。最大の支持母体ということで、そこにターゲットを絞って色々な動きがあったということは事実だったと思います」と答えた。

池上氏が「創価学会と公明党の関係、別に隠しているわけではない、こうやってハッキリ示しているんだよ、ということですね」と念を押すと、山口代表は「はい、歴史的事実ですので」と短くコメントした。