天皇陛下が譲位の意向を示されておられるとの報道がなされている。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/plans-to-abdicate/
事実であれば早々に実行されるべきであると考える、。
皇室典範なる昔の法律によって縛られているのであれば早急に法律を改正すればよい。
御年82歳になられる陛下が多忙な業務に翻弄されている姿を見るのはなんとも心苦しい。
憲法に定められた国事行為以外にも、はっきり言ってくだらん用件で、表に出て来られることが余りにも多すぎる。
数年前には小沢一郎が主張して当時は副主席であった習近平に接見までなさった。
熊本などの被災地まで行かれては体育館で膝を折って被災者に向き合うが、陛下に対しスマホを向けるような連中に対し
お気遣いになる必要があるのか。
天皇とは国の安寧と国民の無事を願い一心不乱に篝火の前で、祈りを捧げてくださることが本来のお姿。
宮中祭祀を実行して頂ければどうでも良いような海外からの客人に対し、ご挨拶に出向いていただく必要もないのだ。
現在の公務が多忙すぎることもあるが、ご高齢を考慮すれば全てのご公務から解放され、現皇后陛下と共に穏やかな余生を過ごされることが最良と常々思っていたところである。
そうなれば皇太子殿下が第126代天皇として即位されることとなる。
今上陛下が即位されたのが55歳であっただろうから、現在56歳になられる皇太子殿下におかれては、決して早くはない即位となる。
雅子皇太子妃が皇后陛下となられ、美智子皇后陛下の担っておられた役割を継承するのが困難であるとの見方もある。
お世継ぎの問題も絡めて考慮するならば、皇太子殿下は一刻も早く第二皇妃をお迎えになり、皇室の伝統と繁栄を担って頂きたいものである。
年若い皇妃のもとで、男子のお世継ぎが誕生されれば、皇室の将来に対し誰も不安を抱く必要はなくなるだろう。
宮中祭祀こそが皇室のもっとも重要な職責であり、陛下を手助けして国家・国民の安寧を成し遂げることも皇后陛下の担われる使命であろう。
現状においては、将来的に秋篠宮家に誕生された悠仁親王が第128代天皇として即位されることとなるのだが、万が一の事があれば皇室の道統が途絶える事態となる。また、できるならば東宮家からお世継ぎが誕生することが望ましいのである。
皇室の最大の使命は、その動統を絶やさない事である。
端的に言えば男子のお子様を産み育てることである。
ご病弱であったと言われながらも大正天皇は昭和天皇を含め4名の男子を遺された。
この4名を含め現在まで、この世に12名の男子が誕生している。
ご幼少である悠仁親王を除いた11名の中で男子を産み育てた皇族は昭和天皇(2名)、今上陛下(2名)三笠宮親王(3名)、秋篠宮殿下(1名)の四名だけである。
11名の中で男子を産み育てたのが四名だけとはあまりにも少ない数字ではないか。
お世継ぎを残すといった崇高なる使命を担うでもない一般家庭においてさえも、100%ではないがほとんどの家庭では2〜3人の子供を産み育てるであろうから、半分以上の家庭には男の子が存在していることになる。
秋篠宮家において悠仁親王を出産なさった経緯においては、天皇陛下からのたっての要望があったと聞いている。
皇室消滅の危機を目の当たりにして、東宮家には期待できない故、秋篠宮家に懇願し予定外の出産に踏み切ったとも思われる。
こうまでして男性皇族方が男子の誕生に積極的な姿勢をお示しにならない原因はどこにあるのか。
皇族ご自身が2676年続いた皇室という制度の継続を望んでいらっしゃらないということなのか。
真剣に考えてみる必要があるのでないのか。