首都圏幹線私鉄路線において最弱路線の評価を受けている西武新宿線で、踏切渋滞解消を目的とした地下化工事が進んでいる。
こんなローカル鉄道に対し巨費を投じて地下化する必要もない。税金が投入されているが無駄遣いも甚だしい。
沿線住民としては踏切渋滞が解消されるのは喜ばしい事ではあるが、公益性が薄い事は明白である。
西武新宿線は西武新宿から本川越まで運行されているが路線が大きく湾曲しているため、新宿駅から川越駅に行くにしてもJR山手線で池袋に行き、そこから東武東上線に乗車した方が格段に早いという惨めな状況にある。
沿線はほぼ開発され尽くしこれ以上の乗降客増加は見込めないのが実情。
現況の西武新宿線のままの状態で地下化・高架に巨費を投じるのは得策ではない。
よって、下記の如く抜本的な改善案を提案する。
西武新宿線は鷺宮駅から中野駅までの新線を建設して地下鉄東西線に乗り入れを行います。
途中、環七と交わる辺りに新駅(仮称「中野大和町」)を新設します。
本川越〜鷺宮〜中野〜高田馬場〜大手町〜西船橋〜東葉勝田台が一本で結ばれます。
西武新宿線は鷺宮から新宿までの間を往復する各駅停車のみの運行となります。
10分に1本の規則正しいダイヤ編成により、各駅ごとの発車時間が簡潔に把握できます。
現在の西武新宿駅のホームをJR新宿駅寄りに伸延します。
靖国通りのガード付近にあたるJR埼京線線路の上に高架のホームを建設し、鷺宮から来て前寄り車両に乗車すれば、ホーム階段を降りるだけでJR各線に乗り換えができます。
また、後ろ寄り車両に乗車すれば、西武プリンスホテルがある歌舞伎町側に出ることができます。
こういったドラスティックな発想を持つ行政官・政治家・交通関係者は今の日本に存在しないよ。