平成29年11月25日(土曜日)、憂国忌に参加しました。
三島・森田両烈士の自決から47年。
いま、総選挙での勝利を背景に自民党安倍政権は憲法改正を政治プログラムに組込もうとしています。
しかし安倍氏の目論む改憲とは、三島・森田両烈士が命を投げ打って訴えた憲法改正とは、別な方向での改憲ありましょう。
アメリカからの真の独立を適えるための改憲ではなく、アメリカの世界戦力に追随するための改憲。
米軍の下請け的立場をより鮮明にするための自衛隊の認知でしかないのです。
当日は主催者からのご配慮により一階エントランスの奥にブースを確保して頂き、憂国シャツの頒布をさせて頂きました。
憂国シャツの存在をご存じない人も多く、珍しそうに手に取って頒布活動に協力してくださいました。
義挙から47年の歳月が流れ、若い人の中には三島由紀夫という人物の存在する知らない人もいる事でしょう。
知っていても文学作品からの文学者としての側面しか認知していない人もいるでしょう。
多くの人が当たり前のようにして憂国シャツを着用して街中を歩くことで、描かれたメッセージをより多くの一般人の眼に触れさせ、両烈士による義挙という史実を認識させたいのです。
中には手に取ってみて「これを着て歩くのは勇気がいるなぁ」と言っていた人もいましたが、何のために憂国忌に足をお運びになったのでしょうか。
両烈士による義挙の精神を継承する、真の姿の日本を取り戻すという重厚なる使命を背負い、覚悟を以って本日此処に参加したのではないでしょうか。。。などと言ってしまうと一般人の感覚と乖離してしまうので言いません。
立場や思いは人それぞれでしょう。お部屋に掲げておくだけでもいいんですよ。
当日は一水会の鈴木邦男さんが参加すると聞いてました。毎年、参加しておられますが当日はカメラマンを同行しての取材だそうです。
前夜には一水会独自の顕彰祭を開催したとのことですが憂国忌の会場で取材を受けるそうです。
最近では憲法9条を護る左翼の人たちと行動を共にしているようで鈴木さんのスタンスが理解しがたいところです。
開始前と終了後にチョット立ち話。取り巻きの人々には私の事を、以前一水会でイラクに行ったんだよ、などと紹介してくれていました。君もまだこうして頑張っているんだねぇ
私は今だって何処に行っても「鈴木邦男の門下生です」と恥を忍んで、、、いや胸を張って言っていますよ。
一水会自体ががおかしな方向に逝ってしまったんで、私が独自に本来の一水会の運動を継承しているんですよ、
と説明。今の鈴木さんには理解不能かも。