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警察の権力拡大が止まらない

 法律の条文は変わらないものの、警察・検察の動きというのはある程度、社会の情勢や世論の動きを感じ取りながら取締り・権力行使を行っている。
 国民が一つの動作を行っても、逮捕するかしないかは社会状況によって異なるし、送検や勾留・保釈の判断もそれに従うという事になる。
 昨年は高速道路上でのあおり運転の結果、死者が出る事故があり社会問題となった。
 警察は従来道交法においては全く関知しなかったくせに、死者が出たこと・ワイドショーなどで取り上げられた事で突然に取締りの強化に奔った。
 無謀なあおり運転が取締りの対象になることは歓迎するところであるが、今般三重県で77歳男が暴行罪で逮捕された事件においては一考すべきである。
 動画を観る限りにおいては20代男性の車の進行を塞ぎ、降車して文句をつける77歳。
たしかに問題行動であるが、窓の中に手を入れた行為が暴行罪を構成するというのは如何なものか。
警察はあおり運転取り締まりに関しては、如何なる法令を駆使してでも逮捕するつもりでいるようだ。
明らかなる法の拡大解釈である。それでも「あおり運転は悪い」、という不文律が成立している以上、絶対に世論の批判を受けることはないとの自信を持っているようだ。
悪い奴には何をしても構わない、との感情的リンチが認められる世の中になりつつある。
政治性のない77歳のあおり運転でさえこの様なのだから政治活動の場においてはその傾向が更に加速されることが予想される。
 所謂ヘイトスピーチにおいては、一昨年規制法が施行されたことで表現の自由・言論の自由に足かせがかけられた。
外国人を差別していると認知される活動においては不当とも思われる規制や高圧的な取り締まりが平然と行われている。
日頃は警察権力の暴走に対して敏感なマスコミもネットウヨクに対する取締り・規制においては沈黙するかむしろ積極的に歓迎している。
 ここには絶対的な「善Vs悪」の図式が成り立っている。
上述のあおり運転においては第三者があげた動画投稿サイトを見た警察が20代男性に接触して被害届を出させとということのようだ。
77歳は手を出していないから暴行ではないと思っているが、恫喝的態度を取ることが犯罪と認定される世の中になっている事実に気付いていない。
20代男性が77歳に凄まれて恐怖を感じたかどうかは怪しいところであるが、『被害者』が訴えればそれで罪が成立する。
77歳は「なぜ前をゆっくり走っているのか」と憤慨して詰め寄っているが、片側一車線の通行量が少ない田舎道を道路表示に従って77歳の前を30キロで走行し続ける被害者にも何らかの意図があったのでは、と勘繰ることもできないではないのだが、
あおり運転撲滅という大義名分の前においては加害者逮捕が優先される。
政治活動の場においては更に深刻である。世の不正を糾すために悪徳企業を糾弾しようと考え、その悪行を世間に公表することさえも犯罪行為と認定されることが常道化している。
既に20年以上前から「街宣活動をする」、と発言する事が脅迫罪と認定されている。
憲法で認められた表現の自由・言論の自由が既に形骸化している一つの表れとなっている。
反体制を掲げ在野において政治活動を実践する身としては慎重に行動しないととんでもない事態に貶められる危険性を充分に認識しなければならない。

20代男性の車を追い抜き止めさせ…77歳男、暴行容疑

3/6(火) 0:00配信

朝日新聞デジタル

 前方を走っていた車の運転手に暴行したなどとして、三重県警は5日、同県菰野町千草、無職松岡紀彰容疑者(77)を暴行と道路交通法違反(通行区分違反)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を一部否認しているという。被害者がSNSに投稿したドライブレコーダーの映像が拡散し、捜査のきっかけになった。

 四日市西署によると、松岡容疑者は1月13日午後1時ごろ、三重県四日市市西村町の県道で乗用車を運転中、反対車線を走行して県内の20代男性が運転する乗用車を追い越し、男性の車を止めさせた。その上で男性の車に詰め寄り、「わざとゆっくり走っとんのか」などと言いながら窓から車内に手を入れた疑いがある。松岡容疑者は「道路の右側を走ったことは認めるが、手は出していない」と話しているという。

 男性は、松岡容疑者とのやりとりなどが記録されていたドライブレコーダーの映像をツイッターに投稿。さらにツイッターのフォロワーが動画投稿サイトに転載し、映像を見た人が署に電話で知らせてきたという。署は映像が投稿されたツイッターのアカウントを見つけて被害者を特定し、被害届を受理。映像中の車のナンバープレートなどから松岡容疑者が浮かんだという。

朝日新聞社

 


コメント
モラルを持たぬ身勝手な爺は社会的に糾弾されてしかるべきであるが、その行為に暴行罪が適用されるべきかは疑義がある。
 同様に、特定民族の尊厳を貶めるヘイトスピーチを垂れ流し喜々として悦に浸っている活動家がいるとすれば、その政治的姿勢が非難の対象となるのは当然。しかし、新たな法律を制定して言論を封じて良いのかは、議論の必要がある
  • まきやすとも
  • 2018/03/06 10:16 PM
この手のジジィは田舎に腐るほど居る。大抵、軽トラやCD125に乗ってる
  • 問題解決
  • 2018/03/06 6:15 PM
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