例年ですと3月10日には「東京大空襲の民間人殺戮を忘れるな」、という事で米国大使館への抗議行動を実施し、 3月11日には東日本大震災の犠牲者に対する慰霊式典に参列していました。
しかし、今年は3月10日の研修会から始まる11日の伊勢神宮禊会に参加させて頂きましたので、米国大使館への抗議活動等を実施できませんでした。駐日米国大使においては小生の訪問を心待ちにしていたでしょうに、すみませんでした。手ぐすね引いて待ち構えていた赤坂警察署においても肩透かしで落胆したことでしょう。
禊を通じて国の安寧を願う、恙なく皇位の継承が遂行される事を願いその為のお手伝いをさせて頂くことは 民族派として国家革新運動を遂行する上において重要な事柄でありましょう。
皇室の弥栄を願い、国に殉じられた英霊の遺訓を顕彰することが第一義であり、これこそが運動の根幹たる幹に相当します。
アメリカによる大量殺戮を糾弾したり、シナ・朝鮮による侵略に対抗すること。不当に占領された領土を奪還すること。拉致された日本人を取り戻す事。自主憲法を制定する事。自民公明党による売国的利権政治を終焉させること。利権漁りの原発推進政策を糾す事。震災対策を推進する事。食糧自給率を高める事等々。これらは重要なる事柄であり声を大にして訴え実現させなければならない事項でありますが、幹にたいする枝葉的な存在なのであります。
禊は自身の穢れを払拭し、身を清めて国家・皇室に御遣いするという運動の原点に立つためにも自身に課せられた課題であると認識するものです。今般、伊勢神宮禊会の顧問である犬塚博英先生のご厚情により禊会に参加させて頂きました。
午前5時、参加者一同百数十名が掛け声と共に、夜明け前真っ暗な伊勢神宮前の五十鈴川に身を沈め禊を行いました。 禊とはまさにに身を削ぐことであり、聖なる五十鈴川の冷たい流れに身を浸して全身全霊でご奉仕するものであります。 尋常であれば指先を漬けるだけでも耐えがたい程の冷水に肩までどっぷりと10分近く浸かるのですから常人としては不可能な難行のように思えますが、皇室の弥栄を祈念するという大目標を前にするからこそ貫徹できるのでありましょう。
身を清め生まれ変った気持ちで、今後も国家革新運動に邁進する所存です
写真は「北面武士」ブログより転載させて頂きました。