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詐欺の内容が違うだろう

今年の成人式で新成人への着物レンタルや着付けを約束して前金を受け取りながら、業務を行わないで逃げ回っていたHARENOHIの篠崎元社長が6月23日にアメリカから成田空港に到着し逮捕された。

成人式において被害を被った人々への詐欺容疑ではない。

銀行から融資を受ける際に虚偽の決算書類を提出したことが詐欺行為にあたるというものであるが、あまりにも乱暴な立件である。

破産した旅行会社「てるみクラブ」の女社長が逮捕されたも返済できる見込みがないのに融資を受けたことが詐欺行為であると立件された。

返済する意思はあるが、結果的に返済ができなくなった事で詐欺罪が適用されるようになったのは最近である。

所謂オレオレ詐欺や寸借詐欺とは異なり詐欺罪が成立するかどうかは微妙なところではないか。

これらは本筋の事件を立件できないがための別件逮捕ではないのか。

返済が滞って詐欺になるなら、世の中企業経営者の多くは詐欺罪で逮捕される。

小生とて会社による金融機関からの融資金返済が滞り窮地に陥っている訳だが、返済計画の見通しが甘かった、ということで詐欺での立件もあり得ることとなってしまう。

 

逆に言えば成人式から半年を経過しているに拘わらず、篠崎元社長を新成人に対する詐欺行為で逮捕できないという警察・検察の無能ぶりを曝け出した逮捕劇ではないのか。

 レンタル着物の手配と着付師への支払い計画がないままに、新成人に金を振込ませたことで詐欺罪の立件は容易なはず。

被害者はすでに刑事告訴をしているであろう。警察・検察は真摯に被害者の痛みを汲み取り適切なる措置をとるべきである。

 

 

はれのひ元社長逮捕 新成人被害の捜査では長期化の恐れ

6/23(土) 21:34配信

産経新聞

 多くの新成人を混乱に陥れた1月の成人式の騒動から5カ月余。振り袖の販売・レンタル業「はれのひ」元社長の篠崎洋一郎容疑者(55)が23日、詐欺容疑で逮捕された。篠崎容疑者が設立したはれのひは、わずか数年の間に次々と新規出店した結果、資金繰りが悪化。取引先への支払いは滞り、昨年秋には従業員の給料未払いも常態化していた。騒動後、神奈川県警捜査2課は支店があった福岡県警などと連携し、同社や銀行関係者らへの聴取などを通じて財務状況の精査を進めたという。

 破産管財人によると、同社が抱える負債額は約10億8500万円。債権者は約2500人で、うち約2千人が同社で晴れ着を購入するなどした顧客だ。

 同課は今回、成人式直前の店舗閉鎖の影響で晴れ着を着られなくなった新成人に対する詐欺ではなく、銀行の融資金をめぐる詐欺容疑での立件に踏み切った。虚偽の決算書類を作成していたことや、篠崎容疑者が経営状態や融資金の返済能力についても把握する立場にあったことが理由の一つだ。

 ある捜査関係者は「(篠崎容疑者が銀行を)『だますつもりはなかった』といっても、彼は経営者。『最初から故意で、お金を返せないのは分かっていた』ということを証明できるかがポイントだ」と指摘する。

 一方、新成人を巻き込んだ騒動については「だますという意識がないまま新成人相手に契約を取り続けていたなら、ただの債務不履行」とし、現段階では新成人に対する詐欺容疑での立件は見送る公算が大きいという。

 この理由について、別の捜査関係者は「被害者の新成人は約2千人。被害弁済の見通しが全くない中、個別の事情聴取などをしていると長期化する上、篠崎容疑者が海外逃亡をはかる危険性も出てくる」とした。

 実際、篠崎容疑者は債務整理や着物の返還作業を手伝うことなく、3月から家族とともに観光ビザで米国に滞在。破産管財人の弁護士らの連絡にも応じなかった。同課はビザの期限切れで帰国するのを待ち、本格捜査に踏み切った。


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