タイの洞窟で行方不明になったサッカー部少年たちが9日ぶりに発見された。
救助隊が近づいたが帰路の洞窟内は水没しているため、すぐには救出されない模様。
空気があり、洞窟天井から滴り落ちる水滴で生きながらえていたもよう。
救助隊が入り食料と水を供給したと報じられているが、災害の専門家?から同時に懸念するのは糞便の処理。
13人に飲料・食料が供給されてば当然に排便が促進される。
今までは洞窟内の水路に垂れ流しされていたと推測できる。
救助隊が泳いでたどり着いた同じ水系であろう。
このままでは救助隊は糞便まみれの水路を行き来することになるから、電灯や飲料食料と同時に携帯用トイレを供給することが第一に重要。
また、それを使用後にどのように処理するのかが問題。
臭気が充満するのを防ぐため外部へ運び出すか。内部に蓄積させるのか。
こういう隔絶された空間においては切実な問題ではあるが誰も関心を示していない。
これは発展途上国というか実際には後進国においても眼を向けるべき課題だ。
医療援助の促進や医療技術の進歩により乳幼児の死亡率が低下し、世界の人口は爆発寸前ま増え続けている。
これからの世界の課題は如何に人口を抑制するかにある。
食料と新鮮な水の確保と共に環境保全が重要。
下水道処理施設が普及していない後進国においては河川へ垂れ流されているのが実情。
ある程度の人口まではなら河川の自浄作用で賄えるがそれを超えると、河川そして海洋汚染が拡散する。
急激なる人口増加をし続けるインドや一人っ子政策を見直したシナ、そして医療援助の下で乳幼児の死亡率を低下させたアフリカ諸国においては、河川・海洋汚染に対する対策が急務。
国際社会が早急に眼を向けるべき課題なのだ。