「政経懇話会」、開催のご案内
演題:「思想に立脚した愛国運動とは」
主に話をする人: 槇泰智 (政経調査会代表)
ゲストコメンテーター:犬塚博英(民族革新会議議長)
原発政策に対しては所謂「右」と称される陣営でも、意見・対応が分かれているようです。
皇室に対する敬愛は当然なのですが、その他の国家的政策において、愛国運動とは何を機軸にして形成されるのか。
現在であれば原発の是非、過去のイラク・アフガン問題においては米国への支持・不支持などが論じられました。
同じ「右」と位置づけられる陣営においても相違点は沢山あります。
そして、この在野において運動に関る活動家の矜持とは何なのか。
槇泰智が一活動家としての視点からの考察を開陳します。
その後、在京の右翼・民族派においては最も高度な理論研鑽を積む、と言われる「維新公論会議」を主宰する犬塚博英氏からコメントを頂き、会場の参加者も交えた忌憚ない意見交換としたいと思います。
後半は懇親会。お弁当とオツマミ、飲み物を用意しています。
飲みながら食べながら語り合いましょう。
飲食物の持ち込み・差し入れ大歓迎です。
会場分担金を含め会費:2000円
場所: nakano.F (中野駅北口下車徒歩5分)2階
中野区中野5−46−10 J'sコート 電話:03−6276−3917
問い合わせ:政経調査会 まき やすとも
電話: 090−3135−4069
ファックス: 03−5343−2551
http://makiyasutomo.jugem.jp/?eid=707
上記、案内文にありますように、犬塚博英氏がゲストコメンテーターとして登壇してくださることになりました。
犬塚氏は鈴木邦男氏と共に一水会の創設者の一人であり、私の一水会時代の先輩であって、退会後も何かと声掛けを頂いています。
2月には維新公論会議においてネットウヨクを題材にしたシンポジウムを開催した際には、パネラーとして呼んでいただきました。
その後も維新公論会議では原発問題の勉強会を開催するなど、右翼・民族派にあっては質の高い硬派の論陣を張っておられます。
長崎大学時代は自治会を左翼の手から奪還。九州学協(九州学生自治体連絡協議会)を結成。
昭和44年には50自治会1万人を結集した民族派全学連の結成を目指した「民族派全学連準備会」の委員長に選出された。
しかし、この運動は日学同とのヘゲモニー争い、つまり「内ゲバ」で頓挫する。そうした流れの中で三島由紀夫の「楯の会」が決起。
情熱を失った民族派学生運動の炎は消滅したかに見える。
こういった混迷の中で、一水会が結成されていくのです。
現在、台頭する「行動する保守」や「ネット系ウヨク」などと称される人々の弱点は、「学生運動」の経験者がいないことでしょう。
若い感性をもって大学と言う自由な空間で自治組織を運営するといった、初歩的な活動を知らない。
こういった経験の中で得るものは大きいはずです。
または、国家や国際情勢を論じるにあたり、自分達の身の回りのコミュニティーでの関りがなかったり、状況を把握できていない。こういった事も視野を狭くしている要因ではないでしょうか。
まあ、当日は短い時間ですので、こういった過去の話にはあまり触れないで、未来志向で話を進めていきたいですね。