ここ最近は幼い児童を犠牲者とした、悲惨な交通事故の報道が相次いでいたが、
ゴールデンウィークの初日から更に悲惨な交通事故報道に遭遇する事となる。
29日未明に群馬県で発生したバスの激突事故だ。
ツアーバスは20〜25年程度経過した旧型車両のように見受けられる(「三菱エアロクイーン」か)が、今回の事故は運転手の居眠りが原因だそうだ。
いくら最新式の高性能車両を導入しようと、最終的には運転手の技術、心掛けによってでしか事故は防止できない。
運転手が居眠りしながらハンドルを握るに至った原因があったはずだ。
夜行バスなら運転手は二人乗務が原則であろう。それを交代要員もなく一人で運転していたのか。
最近流行りに「激安」「価格破壊」「価格競争」による弊害であろう。
旅行会社がコストを削減し利益を確保するためには、下請けのバス会社に対して過度な値下げ要求がなされていると聞く。
従来、バス会社が運転手付きで大型観光バスを出す際の料金は燃料代も含め十数万円が適正運賃と言われいた。
昨今の価格破壊のツアーにおいては燃料代も込みで6万円位に値切られるそうだ。
「とても6万円なんて無理ですよ」
「まあ、バス会社はいくらでもありますから、他に頼みますよ」
「分かりました。それでお受けします」、となる。
加えて運転手もバス持込の名義借りだから、バス会社から名義料・手数料を引かれ、手取りは微々たるもの。
支払は翌々月となれば、そのつど自らが手配した交代運転手やガイドに日当を払っての苦しい経営。
儲かるのはツアー会社で、格安料金で旅行に参加したお客さんが喜ぶだけ。
まさにバス会社・運転手残酷物語だ。
今回のツアー会社の料金表を見てみると、金沢からデズニーランドまでは3300円とある。
乗客43人なら14万円の売上となる。
今回はゴールデンウィーク中だから、高額な料金を取っていただろう。
こうなったのも小泉政権下での規制緩和が原因にあるのだろう。
誰でも簡単に業界への新規参入許したた自由競争社会。
競争に勝ち抜くためにはコストをおさせるしかないだろう。
ツアーバス事故で思い出すのは、5年前大阪・吹田での「あずみの観光」の事故。
高速道路で追突事故を起こし、未成年の添乗員が死亡。
こういった過去を教訓とした事故防止策がなんらとられていないのが、ニッポンという国だ。
あずみの観光では死亡したのが一人だけでしかも経営者の息子と言う身内だったから、軽視したのだ。
今回はツアー客の中から若い女性の多くが多く犠牲者となった。
ここれでもまだ、法的規制に入らないとしたら、これは国家による国民殺戮である。
安かろう悪かろう、金が回転すればよい。
連休を利用して何処かに行ってくれれば旅行業界は儲かる。
「4月28日を主権回復記念日として祝日にしよう」
これも、そういった旅行業界の声を受けた売国・殺人国家体制の一環なのだ。
これじゃあ、左側座席に乗っていた人は生存なんかできる訳がない。生き残っていることが奇跡だ。
私は以前、夜行バスに乗った際、2階建て車両の一番前の座席だったが、「前は絶対に嫌」
別席に替えてもらった。
ゴールデンウィークの初日から更に悲惨な交通事故報道に遭遇する事となる。
29日未明に群馬県で発生したバスの激突事故だ。
ツアーバスは20〜25年程度経過した旧型車両のように見受けられる(「三菱エアロクイーン」か)が、今回の事故は運転手の居眠りが原因だそうだ。
いくら最新式の高性能車両を導入しようと、最終的には運転手の技術、心掛けによってでしか事故は防止できない。
運転手が居眠りしながらハンドルを握るに至った原因があったはずだ。
夜行バスなら運転手は二人乗務が原則であろう。それを交代要員もなく一人で運転していたのか。
最近流行りに「激安」「価格破壊」「価格競争」による弊害であろう。
旅行会社がコストを削減し利益を確保するためには、下請けのバス会社に対して過度な値下げ要求がなされていると聞く。
従来、バス会社が運転手付きで大型観光バスを出す際の料金は燃料代も含め十数万円が適正運賃と言われいた。
昨今の価格破壊のツアーにおいては燃料代も込みで6万円位に値切られるそうだ。
「とても6万円なんて無理ですよ」
「まあ、バス会社はいくらでもありますから、他に頼みますよ」
「分かりました。それでお受けします」、となる。
加えて運転手もバス持込の名義借りだから、バス会社から名義料・手数料を引かれ、手取りは微々たるもの。
支払は翌々月となれば、そのつど自らが手配した交代運転手やガイドに日当を払っての苦しい経営。
儲かるのはツアー会社で、格安料金で旅行に参加したお客さんが喜ぶだけ。
まさにバス会社・運転手残酷物語だ。
今回のツアー会社の料金表を見てみると、金沢からデズニーランドまでは3300円とある。
乗客43人なら14万円の売上となる。
今回はゴールデンウィーク中だから、高額な料金を取っていただろう。
こうなったのも小泉政権下での規制緩和が原因にあるのだろう。
誰でも簡単に業界への新規参入許したた自由競争社会。
競争に勝ち抜くためにはコストをおさせるしかないだろう。
ツアーバス事故で思い出すのは、5年前大阪・吹田での「あずみの観光」の事故。
高速道路で追突事故を起こし、未成年の添乗員が死亡。
こういった過去を教訓とした事故防止策がなんらとられていないのが、ニッポンという国だ。
あずみの観光では死亡したのが一人だけでしかも経営者の息子と言う身内だったから、軽視したのだ。
今回はツアー客の中から若い女性の多くが多く犠牲者となった。
ここれでもまだ、法的規制に入らないとしたら、これは国家による国民殺戮である。
安かろう悪かろう、金が回転すればよい。
連休を利用して何処かに行ってくれれば旅行業界は儲かる。
「4月28日を主権回復記念日として祝日にしよう」
これも、そういった旅行業界の声を受けた売国・殺人国家体制の一環なのだ。
これじゃあ、左側座席に乗っていた人は生存なんかできる訳がない。生き残っていることが奇跡だ。
私は以前、夜行バスに乗った際、2階建て車両の一番前の座席だったが、「前は絶対に嫌」
別席に替えてもらった。