関係各位
決算報告書について
1、都民の税金からの拠出であることの重み
消防団員に対する報酬(費用弁済)は東京都民の税金からの拠出です。
我々の活動というのは何らかの生産性を上げた中で収益が発生するものではありません。日々の防災活動に始まって、いつか来るだろう大災害時に備えて訓練を重ねる事に対し、都民が収めた税金から報酬を頂いてます。
よって、その分配・使途については、納税者から後ろ指差されることのないように、明朗にすべきであると思慮しています。
現在は、分団が通帳と印鑑を預かり、分団員はいくら振り込まれたか分からず、どういう計算かも分からず、総会の際に幾ばくかの報酬を手渡される。
支出内容として分配金以外は96%が、「研修会」「会議・訓練費」「幹部研修」の三項目で括られているのが現状。100%近く公費で賄われる組織としてまともな状態ではありません。
まずは、日本国の法律があり、現代社会における常識が優先され、その範疇において消防団のやり方が、認められるべきです。
五味副分団長は「50年間消防団がやってきたやり方が全て正しい。法律とか社会常識は関係ない」、と主張しますが、私はそうは思いません。
2、約13万円から4万円を分団に入れています
平成23年度(23年4月1日〜24年4月31日)における私の報酬額合計は129,500円です。
この中から5月の総会に10,000円
1月の新年会に10,000円を支払っています。
その他に年間経費として10,000円を支払っています。
3月〜5月の操法訓練においては一回の参加ごとに1,000円の食事手当てが支払われていますが、私は支給を受けておりません。9回の練習に皆勤で参加しており本来であればますので、受け取るべき
9,000円を分団に返納していることになります。
よって、私としては分団に対しては年間で39,000円を支払っていることになります。
総会・新年会においては実際に一人に対しいくらの費用が支出されているのか不明ですが仮に1回が5000円であったとしたら、1万円を引いても29000円を経費その他として分団に支払っていることになります。
129500円の中から総会・新年会費用も含め39000円を分団の為に支払っている訳です。
報酬が振り込まれる通帳を私が管理していることで、支出の使途を示す決算書の配布を拒絶する理由にはなりません。
仮に39000円という金額が他の団員と比べ極端に少なく、分団の管理運営を維持するに貢献していないというのであれば、決算書の配布を拒絶する理由となるかもしれません。
それならば、現状の収支バランスを示し、「いくら出して欲しい」、と要求すべきでありましょう。
5月20日の総会当日、会計・嶋田は報酬を直接受け取っている事を理由に私に対する決算書配布を拒否しましたが後日、分団長はこの行為を不当であったと認め、私に直接、決算書を手渡ししています。
3、通帳の返還ではない、収支明細を求めただけ
私の入団から1年が経過した、平成19年、個人の通帳を分団で一括管理して各団員の印鑑を使って払い戻すのは問題があると、指摘しました。
矢島分団長(当時)からは、「多数決で決めてもよいが、1対10幾つで負けるから」と言われました。
私は通帳の返還に固執するのではありませんので、5月9日付け書面において、分団で通帳を一括管理するのであれば、収支の内容を公開するように要望しました。
これに対する明確なる回答はありませんでしたが、分団の方からは一方的に私の通帳と印鑑が返還してきました。
私は消防庁からの報酬を自由に使うことが目的ではありませんので、団員としての義務として、上記「2」で示したように毎年一括して、必要な経費を支払っています。
よって、決算書を受け取る権利もあれば、使途について質問する権利もあります。
5月20日の総会において決算書の配布を要求する私に対し、白木副団長は「通帳を返された以上、そういうことは言わない約束だった」、と明言しました。
しかし、9月28日に私と分団長、白木副分団長の三者で話し合った際に、上記の「約束」とは、存在しなかった、勘違いであったことを白木副分団長に認めていただきました。
4、「飲みに来ないのが悪い」
基本的に私はすべての支出は、分団の維持運営の為に適正に使われているものと善意に推測しています。
明朗に支出されているのであるからこそ、誰が見ても分かる決算書を作成していれば良いことです。
支出項目が六項目だけで、その内容の支出先も不明な決算書。
これが都民の税金の使途であるとは社会常識の則って許容でききるものではありません。
身近な例でもあれば自治会や商店会、地域団体または区立小中学校のPTAであっても役員のお母さん達は立派な決算書を提出して、質疑応答の時間を設けています。
ましてや第四分団では年間、170万円余りの収入がある組織であり、その大半が都民の収めた税金であることに思いを至らせなければなりません。
支出と分配金について疑問をもったのは入団当初の練習後の昼食会からです。
、平成18年3月に操法訓練の後に、皆で蕎麦屋に昼食に行きました。
蕎麦屋に入店する前に矢島分団長(当時)から、団作業服の上着を脱ぐように指示されました。怪訝に思いながらも指示に従って、開花丼を注文して食事にかかろうとしているうちに、意味が理解できてきました。
皆で昼間から酒盛りを始めたのです。ビールや冷酒を飲み、肴を注文し、ソープランドへ行った話しなどで、盛り上がっていました。
私は勿論、アルコールを口にすることはなく、自分の食事代を支払って帰ろうとすると、「払わなくて良い」、とのことでした。
ここで、分団の会計から飲食代が拠出されている実態を知りました。
その後、19年5月の総会において分配金として報酬が現金支給される現状をみてから、支出、分配方式について、質問をしました。
高山副分団長(当時)の説明では、「飲みに来ても来なくても金を引く。『飲みに来なさい』と言っているのだから、飲みに来ないのが悪い」、と言うのものした。
この日曜昼食、総会・新年会後の二次会や、その他随時飲み会を開催しているようですが、フルタイムで仕事を持って生計を立てている人間にとっては、簡単に参加できるものではありません。
日時においても幹部と称する人達が、自分達が参加できる日程で組んで、団員に通知する訳ですから参加できないことが通例です。
5、監査をやらせてほしい
6月2日に分団本部にて分団長・五味副分団長・白木副分団長・嶋田会計と私で話し合いを行いました。
決算書には監査報告として監事・五味均の署名がありますが、いつどの様に監査を行ったのか、聞きましたところ、「監査をしていない」、と告白されました。
出納帳と伝票、預金通帳・領収書をつき合わす監査業務をやったことがないというのです。
でしたら私に「監査」をやらせて欲しいと申出ましたところ、「お前にはやらせない」、と言われました。
9月28日の話し合いにおいて、きちんとした明細の開示があれば通帳を分団に渡して他の団員と一律に支給を受けることはやぶさかではない、と申し上げました。
そこで、分配金の計算方式が説明されました。一回の出動に対しては一律に2500円を支払っているそうです。
しかし、消防庁からはいくら支払われているのか不明な状態で、一律に2500円というのも乱暴な話です。
団員の皆さんは総会の際に現金で支給を受けていますが、毎月の出勤簿と照らし合わせて照合しているのか。
2500円支給さている上に3〜5月の、操法大会の練習の時だけ昼食手当てとして1000円が支給される根拠は何なのか。
今後の支給方法としては、色々な選択肢があるはずです。
分団が一括管理して、出勤に応じて明細を示し、現金支給する。
通帳は個人で管理して、毎年の分団経費として団員は4万円とか5万円を分団に納めるなど、いろいろ考えられると思います。
平成24年10月2日
090−3135−4069
公認会計士でもある嶋田昌史会計の作った決算書だ
私以外の団員においては、5月総会の際に封筒に入れられた現金が支給されます。
私に対する憎悪の視線を感じながらも、美味しい料理とお酒を楽しんでいます。